最近脊柱管狭窄症で受診されているある患者さんがいます。その方は「わかさ」という雑誌で私が取材を受けた記事を見て受診されました。まだ記事に書いた患者さんのようには良くなっていませんが、それでも座位から立ち上がる時の痛みがなくなったと喜んでくれました。記事の患者さんのようによくなりたい一心で毎日その記事を読んでいるのだそうです。そこまで熱心に読んでくださっていることにちょっと感動しました。脊柱管狭窄症についてはよくなる方は本当にかなりよくなります。例えば初診時にはほんの数メートル歩いただけで休憩が必要だったのに、半年以上経った今では1kmぐらいなら痛みなく歩けるようになっている方もいます。冒頭の患者さんもそれくらいよくなるように頑張って治療したいと思います。
漢方で本当にいろんな疾患に対して効果的なのですが、具体的な症例についてはこのブログでもあまり言及していないと思います。ですが、雑誌の取材だと症例をリクエストされるので、そういった記事をお読みいただく方が具体的にイメージできていいのかもしれません。そのうち雑誌の記事のコピーをまとめたものをクリニックの本棚に用意したいと思います。