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今年を振り返って

今年も沢山の方に受診していただき、ありがとうございました。

昨年今年とクリニックとしてはちょっと大変で、そのせいか、あるいはそういう年齢なのか、将来的なことを含めいろんなこと考えることが増えました。そして中医学に関しては今まであまり注目していなかった古典をいろいろ読んでみました。そうすると火神派の開祖である鄭欽安よりも以前にその源流となる考え方があることに気づき、それをたどっていくようにさらに古典を読みましたが、中医学の歴史を探索しているようでとても楽しい時間でした。

それから今年はうれしい出会いがありました。これまで素晴らしい中医を求めて中国や台湾に出かけたりしていました。台湾で一人素晴らしい先生と出会うことが出来ましたが、それ以外は目立った成果はありませんでした。しかし、予想もしていない形ですごい中医の先生に出会うことが出来ました。素晴らしいご縁を頂いたことに神様がいたら感謝したい気持ちです。その先生を語る上でキーワードになるのが、これも「古典」なのです。やはり中国4千年の歴史は奥が深いです。もう一度中医学を一から勉強するつもりで来年はしっかり勉強します。そしてそれを患者さんに還元できればと思います。