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排膿散及湯

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排膿散及湯

排膿散及湯
医療用漢方エキス製剤
漢方をイメージした植物の線画
この処方について

その名の通り膿(うみ)を出すということを意図した処方だと思いますが、実際に皮膚が化膿した状態に使用してみても期待したほど効果が得られないことが多く気がつけばあまり使わなくなってしまいました。そこでこの処方について今一度考えてみました。もともとの処方は排膿散と排膿湯という2つの処方があり、これを日本の漢方医である吉益東洞が合方して作ったといわれています。これらはどちらも「金匱要略」という古典に載っていますが、処方だけでどういったときに使うのかが全く書かれていません。排膿湯には生姜が含まれており、これは一般的に皮膚化膿症には適さないと考えられます。そこで中国で一般的に考えられているのは生姜がよく効く肺や胃の膿(具体的には膿瘍や癌)に対してよいというものです。また排膿散も原典では卵黄を加えるとなっており、一般的な皮膚化膿症にはあまり向いていないように思います。構成生薬から見るとむしろ喉の炎症などに応用できるように思います。

ご注意

漢方薬は症状だけでなく、体質や全身の状態をみて処方します。 ご自身の判断で服用量を変更したり、他の漢方薬を追加したりしないでください。

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