メニュー 閉じる

台湾研修旅行2018-6

3日目は朝7時から豆漿を食べに出かけました。やって来たのは阜杭豆漿。朝から行列ができる人気のお店です。行って初めて知ったのですが、お店は2階にあるので建物の中に入ってからも結構並びます。30分ぐらい並んでようやく注文できました。

注文したのは塩豆漿。他の店の豆漿とは違い、朧豆腐のような感じです。それにパクチーと油條という揚げパンが入っています。シンプルな塩味ですが滋味の溢れた味わいです。

バスの中

食べ終わった後は一旦ホテルに戻り8時半から台湾の漢方メーカーである勝昌の工場見学に出発です。ホテルで待機していると大型バスが迎えに来ました。どうも今日1日このバスで移動するようですが、現地のガイドも含めて7人だったので随分贅沢なツアーになりました。勝昌の工場は空港のある桃園市にあります。台北市内からは車で1時間ぐらいかかります。以前はもっと台北の中心部に近い場所にあったらしいのですが、わざわざ桃園に移したのは広大な土地の確保、港に近いこと、それから何と言っても水が良いことが理由だったそうです。

漢方薬を作るときによく生薬の品質について言われますが、実は生薬を煎じる水もとても重要だと思います。例えばコーヒーを入れる時も水にこだわる人がいると思いますが、薬であればなおさら水は重要になるはずです。ですから私はこの考えにすごく共感できます。実は日本にも同じようなメーカーがあります。それは小太郎漢方製薬です。以前金沢まで小太郎の工場見学に出かけたことがありましたが、小太郎が金沢に工場を作ったのも水が決め手だったそうです。品質にこだわるがゆえですね。