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台湾研修旅行2018-5

マッサージでさっぱりした後はいよいよ夕食です。夕食はホテルの近くにある新光三越台北南西店の中にある欣葉(シンイエ)です。台湾家庭料理の店として有名です。実は私、この店の本を持っていまして美味しそうな写真を眺めては一度食べに行きたいと思っていたのでした。メンバーは私とNさん、それから関東から来ていたK先生です。後から大阪のY先生も加わる予定です。料理は名物のカニおこわや切り干し大根のオムレツなど、全て美味しかったです。

切り干し大根のオムレツ

たくさん食べていろんな漢方談義をしていて気がつけば閉店の時間になったのですが(デパートの閉店時間なので早い!)Y先生が来ません。Y先生は夕方の便で来る予定です。本当は合流してもいい時間なのですが、仕方がないのでカニおこわを持ち帰りにしてもらい、ホテルで待つことにしました。ホテルのロビーでNさんとしばらく話していたらY先生が来ました。心配していたのでホッとしましたが、聞けば空港の入国審査がすごい人でなかなか出られなかったそうです。空港からホテルまで通常なら1時間でこれるのですが、Y先生は3時間もかかっていました。さぞ疲れているかと思いましたが、夕食に夜市に誘うと二つ返事でOKだったので、Nさんと3人で早速二度目の夕食に出発!

方家

場所は寧夏夜市です。ホテルから歩いて15分ほどなのですが、今まで行ったことはありませんでした。でも今回は事前に下調べしてあります。この夜市で一番のお目当は方家の鶏肉飯。今年から台湾のミシュランができましたが、その中でビブグルマンに輝いたお店です。(台湾は夜市のお店でもビブグルマンになるんですね〜)夜市の中程でお店を見つけたので早速注文。

鶏肉飯

シンプルな銀色の器にこれまたシンプルなご飯に鶏肉が乗っただけのものが出て来ました。さて、お味は・・・一口食べて全員が「うまい!」 その後はほぼ無言で一気に食べました。いや〜、本当にうまかった。タレがかかっているのですが、このタレが絶妙にいい味を出していてシンプルなのにうまいのです。しかもお値段30元(約110円)! この値段でこんなに美味しいものが食べれるのかと感動すら覚えました。

阿桐阿寶四神湯

Y先生のお腹はまだまだ余裕がありますから次のお店へ。次は阿桐阿寶四神湯です。このお店は名前の通り四神湯が名物です。

四神湯

四神湯とは山薬(山芋)、薏苡仁(はと麦)、蓮子(蓮の実)、芡実(けんじつ)という4つの生薬が入った薬膳スープです。主に湿気をとったり、胃腸を強める働きがあります。これに豚の腸が入っているのですが臭みは全くなく塩味で体に染み渡るような美味しさです。他にも焼売などもいただいて次のお店へ。

古早味豆花

次はデザート。先ほどの店から歩いて5、6分のところにある古早味豆花です。実は豆花を食べるのは初めてです。(今回は食べ歩きを目的の一つにしていますのでこの後もいろんなお店が出て来ます。) 豆花は豆乳を固めたものだそうですが食べた感じは豆腐とほぼ同じです。でもスープが甘いです。

豆花

今回はそれにタピオカとピーナッツをトッピングしています。ピーナッツは甘く柔らかくなっていて日本で食べるのとはかなり違った印象です。全体的に優しくてほっこりするような味で量が多かったのですがあっという間に平らげてしまいました。あ〜、美味しかった。でも私のお腹はもうパンパンです。Y先生もだいぶ満足されたようなので最後にスーパーでショッピング。

カルフール重慶店

スーパーは古早味豆花から歩いて10分ほどのところにあるカルフール重慶店です。このお店は夜中の2時まで空いているので夜市に行った後などに買い物するのにとても重宝します。大きいしなんでも揃っている感じです。先ほど薬膳の四神湯を食べましたが、台湾のスーパーでは生薬がパックになった薬膳の素がよく売られています。こういう習慣が残っているというのはとても素晴らしいと思います。健康にいいものを食べるという意識が強いんだと思います。日本人もそういう意識が高い人が多いと思いますが、日本の場合だと野菜をたくさん食べたり、青汁を飲んだりといった感じだと思うんですね。その点台湾は生薬を生活に取り入れているのでより効果が高いですし、個人的には一歩進んでいると感じます。

色々予定の変更などもありましたが、Y先生とも無事合流できて美味しいものをたくさん食べれたので楽しい2日目でした。