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今年は中医学活動により取り組みます

今日は思いがけない来客がありました。隣の薬局の元社長が来てくれたのです。元社長は一昨年退職されてから、明石でまた薬局を経営されています。元社長が仕事を変わられた時に一度挨拶に伺ったのですが、お会いするのはそれ以来で嬉しかったです。

隣の薬局はチェーン展開していますが、グループの中でも漢方を本格的に扱う店舗は初めてでした。開院当初、初診の方が多くて一人一人すごく時間がかかって1日30人みるとフラフラだったのですが、薬局さんも煎じ薬を調合するのは初めてだったので、同じく30人でフラフラになっていました。隣の薬剤師は常時4人ぐらいはいますが、一般的に薬剤師一人で処方箋1日30−40枚は処理していると思うので、どれだけ大変だったかわかると思います。一緒に昼食をとりながらそんな昔話に花が咲きました。

その頃からはや7年以上経ち、おかげさまで患者さんも増えて順調に診療できています。そのことを思うと自然と感謝の念が湧いてきます。また60過ぎてから一から再出発している元社長を見てすごく元気をもらいました。私も白髪は増えてきましたが、まだまだ元気に頑張っていきたいと思います。

現在神戸中医学研究会という専門家の会の会長をしていますが、ちょうど今、より一層会の充実を図るべく動き始めています。具体的には定例会での教育の充実、現在進めている本の出版、それから中国や台湾との中医学交流などをより進めていきたく、できれば中国にも一度行ってみたいです。そして個人的には本を一冊翻訳するつもりです。またクリニックでは以前も少しお話しましたように臨床試験を行う予定です。来月からこれについてのネット会議が始まり、5月には台湾に行って直接会議に参加する予定です。その時に都合が合えば向こうの病院でちょっとしたレクチャーをするつもりです。

かなりハードになる可能性が高いのですが、体調に気をつけて1年間頑張りたいと思います。