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明けましておめでとうございます

皆さん明けましておめでとうございます。また旧年中は多くの患者さんにご利用頂き誠にありがとうございました。

昨年はクリニックにとっていろんな事があり大変な一年でした。とりわけ警察沙汰になった件は私にとって特に大きな影響がありました。私は日々患者さんが良くなることを第一に考えて診療に取り組んでいますが、そのなかでスタッフも含め至らないところが出てくることはあると思います。もしそういうことがあり不愉快な思いをされることがあれば心よりお詫び申し上げます。しかし、中にはこちらに大きな落ち度がないと考えられる場合でも、過剰なクレームと思われる激しいお叱りを受ける場合があります。 警察沙汰になったのもそのようなケースで激昂した患者さんに「クリニックに灯油をまいて火をつけるぞ」と脅されました。すぐに警察を呼びましたが警察が来るまでどれほど長く感じたかは経験した者でないとわからないと思います。当然こういうことがあれば私だけでなくスタッフも多大なストレスにさらされます。これは極端なケースですが、今後はスタッフを守るためにも理不尽と考えられるクレームに対しては医師と患者との間で健全なラポールが維持できないものと判断し受診拒否も含めた対応をとらせて頂く可能性があることをこの場を借りてお伝えさせて頂きます。医師やスタッフは当然ですが、患者さんも節度と良識を持って診察を受けて頂くことが必要と考えます。当たり前と言えば当たり前のことなのですが、残念ながらそれを逸脱してしまうケースが増えているように感じますのでご協力よろしくお願い申し上げます。

年明け早々堅苦しい話になりましたが、昨年の話し抜きでは今年の話が出来ないのでお話しさせて頂きました。それで今年なのですが、いろんな事をリセットしてゼロベースで考え直す年にしたいと思っています。現在東洋医学に関していうとクリニックでの診療以外に、日本中獣医学研究会の会長、日本中医鍼灸研究会の副会長をしていますが、いろいろ活動している中で自分が本当にやりたいことは何なのかよく考えていきたいと思います。またプライベートでも同じく自分が本当にしたいと思うことを思い切っておこなう年にしたいと思います。歳をとると現状維持になれてしまうので、いろいろ変えていくことは大きなチャレンジになると思いますが、その先に明るい未来があると期待して頑張りたいと思います。

2020年に新型コロナが流行し始めてから世の中が大きく変り多くの人がよりストレスを感じていると思いますが、昨年の世界情勢や政治の混乱を鑑みると今年もより世の中が混乱しストレスが増えるのではないかと考えています。その状況を乗り切るために必要なのは自分に対する愛情(癒やし)そして他人に対する思いやりだと思います。ストレスが強くなったときにそれを維持していけるかどうかが非常に重要な意味を持つのではないかと感じています。

とりとめもなく書いてしまいましたが、今年もよろしくお願いいたします。